去年 母が亡くなりました。
私の前からいなくなることも、想像していたはずなのに。これ以上の介護はない。と思うくらいにがんばったのに。
納得したはずなのに、時間が経てば経つほど、苦しい。のです。
無くならないと思っていることが無くなるというのは、苦しみの始まりということに最近になって
気がついたのです。
それで。
喋る事も出来ない位、認知症の進んでいた母が、私の顔を見るなり、
「柔らかい気持ちでおんなっせ」
と、言った。
その意味は、なんだったのかなと。
色々、苦しみもありましたが、
生き直してみようと、思ったのです。